こんばんは。永井です。
私には以前、子ども(長男)と
会話をするのが憂うつ…
という時期がありました。
何を言っても、
どんなに優しい声で言っても
帰ってくる反応は、
「やだ」もしくは「無視」
だったからです。
言っていた内容は
「歯磨きしたの?」
「明日の準備したの?」
「お風呂は?」
などのなんでもないこと。
拒否反応が帰ってくるたびに、
「あなたの為に言ったんだよ」
「普通に返事できないの?」
といつもケンカになっていました。
そして、
私、母親なのに
怒りをコントロールできないせいで
ごくごくありふれた
普通の会話さえできなくなってしまった…
と落ち込み、自分を責めていました。
それが、
シンプルパフォーマンス・
セラピーを始めてから
「息子は拒否する」
「息子は無視する」
の思い込みを手放すことで
会話が成り立つようになっていきました。
それまでは、
「また拒否された」
「また無視された」
という繰り返しによるダメージを
いちいち受けていたのですが、
自然とそういう反応ではなく、
あ、今それやっているから
したくないのね、
と待てるようになりました。
毎晩の
「なんでやらないの?」
という否定のコミュニケーションが
なくなったな〜と思うように
なった頃から、
「ねぇ、お母さん」
と息子から、
話しかけてくることが
増えました。
それまで読んでいた本のこと、
学童で拾った石のこと、
友達が言った冗談、
自分がクイズを出したときの
先生の反応、
なんでもない会話が
できるようになったのです。
内容自体は、
すぐに忘れてしまうような
たわいもない会話なのですが、
私にとっては
望んでも望んでも
手に入らなかった会話なので、
ひとつひとつが感動です。
何をしても、どんなに努力をしても
過去から来ている思い込みが
残っている限りは、
怒りをコントロールするのは
とても難しいです。
それができなくて
苦しんでいるお母さんに
伝えたいのは、
そこに苦しまなくていい!
ということと、
過去から来ている思い込みを
手放す習慣さえ身につければ
親子関係にとどまらず
あらゆる問題を解決できる!
ということです。
今日は、
子どもに怒鳴るのをやめられず
会話ができなくなっていたNさんが
体験を受けに来られたときの
様子をご紹介させて
いただきますね!
Nさんは昨年4月に
職場で移動があってから
ストレスを家に持ち帰ってしまう
ようになりました。
それ以来、
子どもが笑わなくなった、
一緒に居たがらなくなった
とお悩みでした。
お話を伺っていくと、
以前に母親から言われた
「あなたは
コミュニケーションが
上手じゃない」という
言葉を気にしていたことや、
いつも機嫌が悪かった
お父さんの影響で、
相手の顔色を
窺ってしまうくせがある
ことがわかりました。
そこで、
そういった過去の出来事から
作られた思い込みや、
息子さんに拒否されている
という思いを、
体験セッションの中で
手放していただきました。
すると、
セッションが終わったすぐあとから
息子さんがNさんのところに
自ら寄ってくる!
という変化がありました!
Nさんは、
こんなこと、
もうずっとなかったのに!
と感動しながらも、
そのときは応対することが
できなかったので
「今はちょっと待って」と
伝えたそうです。
すると、いつもなら
黙って向こうへ行くか、
すねるか怒るかの反応だったのに、
素直に「わかった!」と
応じてくれたのだそう。
「息子のあんな素直な返事、
ひさしぶりに聞きました!」と、
とってもうれしそうに
話してくださいました。
私も、息子と普通の会話が
成り立ったときの感動を
覚えているので、
「その喜びわかります!!」
と大共感でした。
体験セッションで
思い込みが外れたあとに、
お子さんがニコニコ寄ってくるのは
実はシンパフォあるあるの
1つですが、
ここで大切なのは、
お母さんがこの状態をキープする
ということ。
潜在意識には、
変わるのが嫌いという
特徴があるので、
何もしなければ元の状態に
必ず戻ってしまうからです。
頭でわかっていも、
意識の90%以上は自分では
コントロールできない
無意識なので、何もしなければ
それは止めることはできません。
シンプルパフォーマンス・セラピー
のスキルを身につければ、
自分で自分にセラピーすることが
できるようになるので、
思い込みの外れた状態を作り、
していくことができますよ!
親子の会話を取り戻し、
その幸せをずーーーーっと
続くようになります^^
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進級前の春休みに
絶対ガミガミ怒鳴らない
シンプルパフォーマンス
セラピー春休み編
こちらからどうぞ!